By Hasan Beyaz
tripleSが24人全員で戻ってきた。Modhausを通じて6月1日にリリースされたASSEMBLE26 <LOVE&POP> pt.1は、2027年1月まで続く複数パート構成プロジェクトの第1弾だ。
このプロジェクトは、2026年をtripleSが完全体で再集結する年と位置づけた1月の発表から準備が進められてきた。当初は2回のカムバックが予定されていたが、最終的には3回構成へと拡大。第1部となる「LOVE」が今作、第2部の「&」は今年後半、第3部の「POP」は2027年1月に予定されている日本語カムバックとなる。
全7曲のアルバムは「Sad Girls Schemin'」で幕を開ける。思春期の入り乱れた感情の混乱を描き、迷いの渦の中から少しずつ自由へたどり着くような楽曲だ。アルバム全体の空気感をきちんと示しつつ、説明しすぎない、賢いオープナーになっている。
タイトル曲「Baby Flower」は、tripleSが「Girls Never Die」や「깨어 (Are You Alive)」以来育ててきた系譜をさらに広げる楽曲だ。成長の途中にいる少女たちに向けて、彼女たちについてではなく、彼女たちに直接語りかける音楽になっている。「あなただけじゃない」と伝える。「みんな同じ経験をしてきた。さあ、花のように咲こう」と。
今のK-popの多くとは少し違う温度感がある。シニシズムと目を引くリリースがあふれる時代でも、夢について率直に語るグループがいていいはずだ、という考えから作られたアルバムだ。こうしたコンセプトを受け入れるかどうかは別として、音楽はそれをしっかり裏づけている。Jaden Jeongが作詞した「Baby Flower」は、ストレートで温かく、そして良い意味で少し懐かしい。
ほかの収録曲では、「Peer」が二重の意味を持つ。英語では同世代を指し、韓国語の発音では咲き誇る花を連想させる。細部まで目を向けるほど味わいが増す仕掛けであり、アルバム全体の丁寧な構成を象徴する要素でもある。「Type of Girl」「Sleek」「I Like That」、そしてラストを飾る「Me Myself Mode」が7曲を締めくくり、グループの幅広さを見せながらも、あちこちに散りすぎることはない。
「Baby Flower」のミュージックビデオは、ソウル、東京、バンコク、台北で撮影された。韓国だけにとどまらず、楽曲が描くのと同じ経験を共有するアジア各地の少女たちへ届いてほしいという、tripleSの明確な意図を反映したものだ。これは芸術的なメッセージであると同時に、ロジスティックな意味合いも持つ。つまり、このグループは「誰に向けて語っているのか」を真剣に考えているということだ。
tripleSはこのプロジェクトを発表した際、ティーザーでこう宣言していた。「傷、苦難、そして涙。さあ、顔を上げて。私たちは力を合わせ、ともに世界へ向かって進んでいく。」ASSEMBLE26 <LOVE&POP> pt.1は、その言葉に対する最初の答えだ。