Meet The Member

CLOSE YOUR EYESのMA JINGXIANGに聞くインタビュー ― 好奇心あふれる“カラー・チェイサー”

By Hasan Beyaz

CLOSE YOUR EYESの256th Noteでのカムバックを記念して、メンバー一人ひとりに個別インタビューを行った。

CLOSE YOUR EYESの新EP『256th Note』に収録された全7曲の中でも、「Drop That!」は最も重みのある歴史を背負った楽曲だ。Yoon Si-naeの「이 밤을 즐겁게」を再解釈したこの曲は、韓国初期の本格的なジャズ・ファンク作品のひとつとして広く知られており、そこに1990年代のストリート・ヒップホップの荒々しさを重ね合わせている。

MA JINGXIANGにとって大切だったのは、誰かのコピーではなく、自分が実際に感じたエネルギーをそのまま表現することだった。その考え方はジャズ全体の捉え方にも通じている。互いの音をきちんと聴き合うミュージシャン同士が、リアルタイムで会話を交わしているようなものだという。

MA JINGXIANGは、自分自身の色をまだ作り上げている途中で、グループとしてはまだ十分に踏み込めていないジャンルも試している最中だと語る。だがメンバーの間にいると、その探究心はもっと本能的なものへと変わる。彼は静かな空気を読み取り、頼まれなくてもその場を明るくしようとする存在だ。

CLOSE YOUR EYESの「Meet the Member」インタビューシリーズで、MA JINGXIANGのことをもっと知ってみよう。


「Drop That!」は、90年代ヒップホップの視点から韓国のジャズ・ファンクの名曲を再解釈した楽曲です。これほど歴史のある曲に対して、どんなものを持ち込みたいと思いましたか?

MA JINGXIANG 「Drop That!」はエネルギーにあふれていて、原曲の持つ雰囲気もとても強い曲です。だからこそ、原曲の魅力を大切にしながら、僕たちらしい色を加えることが一番重要だと思いました。

古い作品を新しい世代向けに作り直すことにはプレッシャーもあります。レコーディング中、原曲を守りたいという気持ちはありましたか?

原曲をそのまま再現するというより、僕たちが感じた感情やエネルギーを正直に表現することのほうが大切だと思いました。なので最後のほうは、プレッシャーを感じるというより、「僕たちの『Drop That!』を作ろう」という気持ちで、楽しみながらレコーディングしました。

アルバム全体は、ミュージシャン同士がその瞬間に反応し合うことで成り立つジャズからインスピレーションを受けています。それは、グループの他のメンバーとパフォーマンスする際の考え方にも影響していますか?

すごく大きく変わったと思います。ジャズの魅力は、ただ決められたものをなぞるだけではなく、お互いの音や動きを聴いて、その場で反応し合う音楽だというところにあると思います。

まだ音楽には表れていないけれど、自分のサウンドとしてこれからもっと探求したいことはありますか?

まだ僕たちの音楽ではあまり見せられていない、いろいろなジャンルにもっと挑戦してみたいです。今は自分自身の色を見つけている途中だと思っているので、これからはさまざまな音楽に挑戦しながら、自分だけのサウンドを築いていきたいです。

メンバーと一緒にいるときにだけ、特に強く出る自分の性格は何ですか?

メンバーが大変そうだったり、少し空気が静かになったりすると、自然と笑わせようとすることが多いです。メンバーは本当に気を許せる友達なので、一緒にいると、何かを見せようとしなくても本来の自分がそのまま出るんです。

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