aespa、2ndアルバム「LEMONADE」でカムバック
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2ndアルバム「LEMONADE」でカムバック

Hasan Beyaz

Armageddonから2年。KARINA、WINTER、GISELLE、NINGNINGが戻ってきた――しかも、今回は仲間も連れて。

aespaが2枚目のスタジオアルバムLEMONADEをリリースした。SM Entertainmentからの配信で、現在公開中だ。全10曲に多彩なコラボレーターを迎えた本作は、これまでで最も自信に満ち、幅広い表現を見せる一枚。hyperpop、pop-rock、R&B、electronic danceまで横断しながらも、K-popシーンを代表する存在となった彼女たちの核は失っていない。

タイトル曲「LEMONADE」は、これから埋めていくことになるワールドツアーのアリーナ公演を見据えた、エネルギッシュで高揚感あふれる、aespaらしいサウンドで本作の軸を担っている。「Supernova」や「Whiplash」へとつながる流れも明確で、そもそもaespaの存在感を決定づけた勢いのあるシングルの系譜にある楽曲だ。デジタル版に収録されるボーナスの再構築バージョンには、Becky Gが参加している。

それ以外の楽曲でも、本作はその広がりをしっかり証明している。今月初めにG-DRAGONとともに発表された「WDA (Whole Different Animal)」は、そのコンセプトを印象づける一曲だった。挑発的で、スケール感があり、アルバムの幕開けを告げるような仕上がりだ。リリース時には17地域のiTunes Top Songsチャートでトップ10入りし、Tencent Musicの統合K-popチャートでは1位を獲得した。「Switchblade」ではTy Dolla $ignを迎え、洗練されたelectronic-danceの領域へと踏み込む。「SHAKIN'」はよりクールで官能的なムードを持つ。感情の重みは後半でいっそう増し、「Can't Help Myself」はブルージーなロック色を前面に出し、「Camouflage」はhyperpopを通してアイデンティティを描き出す。ラストを飾る「Til' We Die」は、ファンダムへの真正面からの献身を歌い上げた楽曲だ。

LEMONADEのリリースに合わせて、グローバルなポップアップキャンペーン「aespa WEEK – MAKE IT LEMONADE」も展開される。5月29日から31日にかけてLos AngelesとNew York Cityで始まり、その後Bangkok、Seoul、Shenzhen、Tokyo、Taipeiなど各地でも順次実施される。

今回のアルバムは、グループにとって勢いをさらに加速させる流れの中で届けられた。今月初めに開催された2026 Met Galaでは、KARINAとNINGNINGが第4世代女性アイドルとして初めてレッドカーペットに登場。KARINAはカスタムのPrada、NINGNINGはGucciをまとって姿を見せた。NINGNINGは最近、同ブランドのグローバルブランドアンバサダーに就任し、「Beauty and the Bag」キャンペーンの顔も務めている。

Armageddonが25地域のiTunesアルバムチャートで1位を獲得して以来、グループはBillboard Women in Music 2025でGroup of the Yearを受賞し、2026 American Music AwardsではBest Female K-Pop Artistにもノミネートされた。「Dirty Work」のビジュアルアイデンティティで獲得したRed Dot Design Awardは、さらに大きな意味を持つ。aespaは常に音楽性だけでなくビジュアル面でも強い存在感を放ってきたグループであり、LEMONADEはそのことをあらためて示している。

その勢いはチャートの外でも続いている。今年初めにはJapan dome tourを完走し、8月にはSeoulでSYNK : COMPLæXITYが始動。その途中でLollapaloozaにも出演する予定だ。さらにUK公演では1月14日にManchester、1月16日にLondonへ向かう。チケットは現在発売中。

現在のaespaは、K-popアーティストの中でもごく一部しか到達できないレベルで活動している。ファッション面でも高い評価を得て、商業的にも越境しながら、それでもなお音楽そのものの強さで勝負できている。LEMONADEは、その最新の証拠だ。