Track-By-Track

JACOBのj.

By Hasan Beyaz

JACOBのソロデビュー作j.を本人と一緒に1曲ずつたどっていくと、この作品が長年の作曲の積み重ねから生まれたアルバムだということがよく分かる。

アルバムのタイトル曲「Slow Dancing」は、自信を与えてくれる一曲であり、リリース後いちばん繰り返し聴いていると本人も話す楽曲だ。THE BOYZのSUNWOOと共作した「Back & Forth」は、サウンドだけでなく“誰が関わっているか”という点でもJACOBにとって特別な一曲。一方で「Off the Record」は、パフォーマンスを重ねるなかでまったく別の表情を見せるようになり、今ではショーケースのオープニングを飾る曲になっている。

「Promise」は、距離が問題でなくなったときにはきちんとファンのために歌う、という約束をまっすぐ届けるメッセージソングだ。「Misunderstood」は、JACOBにとってほとんど個人的な主張のような存在で、どの曲が自分を最も表しているかと聞かれたときに真っ先に挙げる一曲。本人がよく感じてきたという感覚が、その核にある。そして「Young & Confused」は、JACOBいわく、このプロジェクトすべての始まりとなった曲で、その後に続く楽曲群のサウンドを決定づけたもの。すでに、この音をさらに掘り下げたいとも考えているという。

以下、JACOBがj.をトラックごとに、自分の言葉でざっくり解説してくれた。

この曲は気分を上げてくれる一曲で、パフォーマンスしていてすごく楽しいんです。ショーケースではオープニング曲として披露していて、ますます好きになりました。

メンバーのSunwooがこの曲に参加してくれたことで、アルバムの中でも特にお気に入りの一曲になりました。

歌いながらギターを弾くのが自分にすごく合っていると言われて、この曲を歌うときに大きな自信につながりました。アルバムをリリースしてから、いちばん聴いている曲だと思います。

この曲は、離れているあいだにできなかったことを、いつかちゃんと果たすと約束する内容で、このアルバムを通して、ファンのもとへ行けるようになったらきちんとパフォーマンスしたいと思っています。

どの曲がいちばん自分に重なるか聞かれたときに選ぶのが、この曲です。誰もが人生のどこかで「misunderstood」な思いを経験すると思いますし、僕自身もそれがかなり多かったです。

この曲が、このアルバム全体の始まりでした。だからこそ、僕にとって本当に大切な一曲なんです。この曲がこういうサウンドになったことがすごく気に入っていて、もっとこの世界観を掘り下げてみたいです。

アルバムの締めくくりとして完璧な曲でした。最後の「nananana」のパートが、この形にした一番の理由です。アルバム全体を締めるのに、いちばんふさわしい終わり方だと感じました。

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