LIYVZが大胆な新曲“Nasty Boy”で限界を押し広げる

by KPOPWORLD News Team

インディペンデントK-popアーティストLIYVZが、3枚目のシングル「Nasty Boy」で注目を集めている。この楽曲は、なめらかな韓国R&Bと鋭い率直さを掛け合わせた作品だ。表面的には遊び心のある曲だが、歌詞が切り込むのはもっと重いテーマ――恋愛を装った加害的な行為である。

制作のきっかけについて、LIYVZは不穏な気づきを振り返った。「ちょうど26歳になったとき、18歳のころに“付き合おうとしてきた”男性と同い年になっていたと気づいたんです。その瞬間、強い嫌悪感を覚えて、それを音楽で処理するのが一番だと思いました」

その率直さが、この曲全体を形づくっている。英語と韓国語を自然に行き来しながら、LIYVZは生意気さとユーモアを交えてメッセージを届ける。軽快で甘いグルーヴの奥に、鋭い輪郭を隠した巧みな構成だ。踊れるのに、同時に居心地の悪いほどリアルでもある、そんな一曲に仕上がっている。

このリリースは、より広い議論にも触れている。LIYVZは、K-popアーティストは意見を持っていてよく、むしろそうあるべきだと強く考えているのだ。「Nasty Boy」は、彼女にとって初めて自身の実体験から直接生まれたシングルであると同時に、K-popの楽曲が表現できる幅をさらに広げたいという彼女の意思を示している。

LIYVZにとってこの曲は、警告であると同時に癒やしの手段でもある。恋愛の初期段階にいる若いリスナーへ向けたメッセージを、やみつきになるフックに包んで届けているのだ。しかしそれはまた、K-popそのもののグローバルな広がりを示す声明でもある。シーンの言語と文化を用いて楽曲を書く非韓国人アーティストとして、LIYVZは、このジャンルがどれほど広がってきたのか、そして韓国の外から来た表現によってどう再解釈されているのかを体現している。

「Nasty Boy」でLIYVZはリスクを取り、その結果として、K-popのグローバル化が単なる地理的な拡大ではないことを証明した。つまりそれは、アーティストたちがこのジャンル内部で表現の境界そのものを作り変えている、ということなのだ。

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