By Hasan Beyaz
デビューソロ作『FREECHILD』のリリースを記念して、KEVIN MOONがこの作品を形作った楽曲を案内してくれる。QueenやPrinceからホラー映画のサウンドトラックまで幅広く並ぶセレクトからは、彼の初めてのソロ時代を支えた影響が見えてくる。
さらにそこから、EP本編を1曲ずつたどっていく。解放感あふれる高揚から、その後に訪れる余韻まで、順を追って紹介してくれた。
「2010年代のポップ/ロックが、FREECHILDの方向性を決定づけました。同じような解放感を表現したかったんです。」
「アンセム感のある雰囲気は、Queenからかなり影響を受けていますし、彼らの飾らないエネルギーにも強く惹かれました。」
「Princeは、今私たちが知っているポップミュージックに与えた影響の大きさに対して、もっと称えられていいと思うんです。アーティストとしての、まさに自分の使命でもあります。」
「こういう“80年代にオマージュを捧げる現代ポップ”が大好きなんです!『Manifesto』には、DNCEやJonas Brothersからの影響が確実にあります。彼らは、あれだけ人気があるのに、もっと注目されてしかるべきだと思います。」
「これも、現代ポップと80年代の組み合わせの好例です。Dojaのアルバムの中で一番好きかもしれません。」
「LAUVが『Focus On Me』で生み出しているような親密さを、同じように表現したかったんです。」
「John Mayerは、親密なバラードの王様だと思っています。歌詞では、その脆さをちょうどいい形で表現したかったんです。」
「映画を見返していたとき、歪んだシンセのホーンがバラードに使うフックとして面白いんじゃないかと思ったんです。」
Track by Track: FREECHILD
「世界に向かって、“肩の力を抜いて、気分よくやってるよ!君もそうすればいい!”って歌うポップ/ロックのアンセムです。」
「新しい自分の皮をまとった、まさにそのままの“具現化”です。もう周囲に気を遣ってビクビクするのではなく、現状に一石を投じるような曲です。」
「あのときもっと言葉にできたらよかった、という思いを振り返りつつ、これからは自分を最優先にしていきたいという気持ちも込めた内省的なバラードです。」


