By Hasan Beyaz
BTSはデビュー記念日にあたる6月13日、進行中の「ARIRANG」ワールドツアーの一環としてBusan Asiad Main Stadiumで公演を行う。この公演はTrafalgar Releasingを通じて、世界中の映画館へライブ中継される。
今回はツアーに連動した3回目のライブ・シネマイベントで、4月にはすでにGoyangとTokyoからの中継が行われている。だがBusan公演は特別な意味を持つ。2022年10月以来、同スタジアムに戻る初めての機会であり、当時はメンバーが兵役に就く前の、グループとしての最後の完全体公演になると受け止められていた。
ライブ上映は、85回の上映で34都市にまたがって実施される。チケット販売は5月28日木曜のPDT午前6時/EDT午前9時/ BST午後2時/KST午前10時に開始され、北米・南米およびEuropeでの上映は各地の時間帯に合わせて時差をつけて行われる。詳細はBTSLIVEVIEWING.COMで確認できる。
Busan公演では、ツアーの代名詞でもある360度のセンターステージが採用され、ファンがアクションの中心に入り込める構成となっている。さらに今回の公演は、並外れた数字を前にすると、もはや言葉を選ばずには語れない勢いだ。「ARIRANG」はBTSの5作目のスタジオアルバムで、Billboard 200で初登場1位を獲得。初週の換算アルバムユニット数は64万1000で、2014年以降のグループ作品としては最大の記録となった。収録14曲はSpotifyのGlobal Top 50で同時に1位から14位を独占し、発売初日のフォーマット別売上は398万枚に達して、2026年ここまでで最も売れたアルバムとなった。リードシングル「SWIM」も初登場1位を記録した。
TrafalgarのCEOであるMarc Allenbyは、この時期を発表に添えたコメントで「10年に一度のカムバック」と表現した。それを企業的な大げさ表現と見るか、数字が示す現実を素直に言い表したものと受け取るかはあなた次第だ。いずれにしても、6月13日という日付――デビュー記念日であり、故郷のスタジアムでの公演であり、世界同時中継でもある――には、明らかに特別な意味がある。BTSとBIGHIT MUSICは、その意味を十分理解したうえで動いているのだろう。